インドシッキムタロデンタン産F179ミリ

アンタエウスオオクワガタ
Dorcus antaeus
インド シッキム タロデンタン産
目標8.5cmオーバー

 10数年前はミナミオオクワガタと呼ばれ、南方のクワガタというイメージがありますが、棲息地は比較的標高の高い山での灯火採集がメインとの事です。ドルクス属で最大級で8.8cm程度になるそうです。 幅もあるので8.8もあればかなりの迫力がありそうです。インド、マレー、ネパール、ブータン辺りのアンタエウスは内歯が上方を向いており、 アンタエウスの中でも人気値段共に高いです。また最大級の個体もこの地域です。ただし、インドは数年前から採集禁止で、標本すら中々手に入りません
 
さて、インドにはタロデンタンという地名は無いのですが、私は某クワガタ業者様より購入いたしました。産地がばれて荒らされると困るという事で、すこし地名を変えているとの事です。ただ、シッキム地域という事だけわかりました。
 産卵数はとても多く、マットにも生むので、マットに大きい産卵木を半分位埋め、水分をあたえます
産卵木の裏側から掘り進む事も多く、チェックは木の裏側もマットも細かくしましょう。 ほおって置くと共食いします。私の所では、雌が殺された経験も無く、雌に優しいクワガタだと思います。菌糸瓶で大きくなりますが、標高の比較的高い所に棲息している為、飼育温度は低め(20〜22度)位が良いかと思われます。