写真はF1生体77ミリ。
アンタエウスオオクワガタ

Dorcus antaeus
中国雲南省箇旧
目標7.5cmオーバー

 中国は広大ですが近年になってようやくクワガタが日本に入るようになってきました。興義、箇旧、シーサバンナ等の物が流通しています。でも未開の地で、いわいる初物が多く、価格はホーペ以上に大変高いのが現状です。この箇旧産は中国産としては早い時期に入荷していましたが、当時の価格が30万〜50万と高く、手が届かない物でした。今後の値下りに期待したいものです。印象としてはラオスアンタェウスに似ている気がします。最大で85ミリ程度が期待できます。価各は3〜30万と様々です。

 飼育は他のアンタェウスと変わりなく、沢山のマットに大きめの産卵木を半分程度埋め込みます。エサ皿の下に潜る事が多いので出来れば皿木を入れてあげましょう。気性はさほど荒くなく、オス、メス一緒に飼育しても事故は少ない様です。飼育温度はやや低めの20〜22度位。幼虫はマットに潜む事も多いのでマットもしっかり探しましょう。菌糸瓶でかなり大きくなります。(オス要2リットル)