タイドイサケット産野外採集個体70ミリ
アンタエウスオオクワガタ

Dorcus antaeus
タイ ドイサケット産
目標8.5cmオーバー

 10年以上前にアンタェウスオオクワガタの標本が入荷されたもので主産地はマレー産とタイ産(チェンマイ)でした。
値段はタイの方が倍以上高かったのですが、入荷数は多かったと思います。内歯は大型になると上向きになります。大顎はラオス産よりも太く、頭部から腹部にかけて幅があまり変わらないのでズングリした体型だと思います。現在も入荷数も多いようでラオス程度の価格です。ただし、8センチを超える個体は少ないようで、5万位するみたいです。

 飼育は他のアンタェウスと変わりなく、沢山のマットに大きめの産卵木を半分程度埋め込みます。エサ皿の下に潜る事が多いので出来ればエサ皿を入れてあげましょう。気性はさほど荒くなく、オス、メス一緒に飼育しても事故は少ない様です。飼育温度はやや低めの20〜22度位。幼虫はマットに潜む事も多いのでマットもしっかり探しましょう。菌糸瓶で大きくなります。