F1個体
韓国オオクワガタ

Dorcus curvidens binodulus
韓国原州産
目標7cmオーバー

 韓国のオオクワガタは基本的に北朝鮮とほぼ同じです。日本から入国しやすい国でもあります。しかし、数は韓国産の方が少なく、又高価です。やはり日本と同じように、経済の発展にともないオオクワガタの棲める環境も少なくなったのでしょうか。
やはり、あまり大きくならず、5〜6cmがほとんどで、価格は値下りしたとはいえ1万5千円前後といったところでしょうか。あまり市場に出回っておりません。

 マットにあまり加湿しすぎていない産卵木を半分程度埋め込みます。ペアリングはオスメスの相性によって、殺しあう場合もありますので、極端にサイズの違うペアは避けたほうが懸命です。又、産卵時のメスはタンパク質を求めて、オスを殺す事が稀にあり、高タンパクの餌を与えましょう。マットには生まないので、出来る限り大きめの産卵木を用意しましょう。
 幼虫飼育は水分過多と雑菌、菌糸には気をつけましょう。F1幼虫は菌糸にあまり強くありません。菌糸瓶でもあまり大きくなりませんが、7センチ程度にはなるかもしれません。あまり温度を高く幼虫を飼育すると、私みたいに小さな個体ばかりになるのでギネスを狙うなら、冬は特に涼しくした方が好結果が得られるかもしれません。